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全国に2つしかない珍しい空港?!
日本の空港は航空輸送網の拠点となる『拠点空港』と、航空輸送網を形成するうえで重要な役割を果たす『地方管理空港』に大別されます。
旭川空港は、主要な空港として前者に区分されます。この区分の中、地方自治体が管理する旭川、帯広、秋田、山形、山口宇部の5空港は特定地方管理空港と呼ばれ、更に市町村が管理するのは旭川と帯広の2空港だけです。
なぜここに空港を作ったのか
①土工事が容易 ②航空障害物がない ③空港アクセス道路が良好
④気流が安定していて、雲高も高く運航に支障がない
⑤積雪量及び降水日数が少ない
⑥今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確立が低い
⑦周りを山に囲まれた盆地なので風の影響を受けにくく、就航率が高い -
旭川空港公園グリーンポートにある展望シェルターからは飛行機の離着陸をはじめ、旭川空港の滑走路やエプロンなど飛行場全体を見渡すことができます。旭川空港3階の展望デッキとは違う角度から飛行機を間近に感じることができます。
グリーンポート横にあるVOR/DMEという航空機の位置を測定する無線施設は、有効通達距離内を航行中の航空機に、方位および距離の情報を同時に提供する装置です。 -
東神楽町の名前の由来
1894年(明治27年)政府は離宮建設予定地の内の東御料地(「皇室の土地」の意味で今の東神楽町に相当する地域)について、「将来天皇陛下が必要な時には返す」との条件で一般の方々に土地を貸し始め、こうして東御料地の開拓が始まりました。
苦労して開拓し、長い間土地を借りて耕していた人々から「もっと安く貸してほしい」「借りるのではなくこの土地を自分たちに売ってほしい」「この土地はもう自分のモノにさせてほしい」という声が強くなり、大正9年から大正12年にかけて貸主と借主の間で争いごと「小作争議」が起きました。
その結果、(1924年)大正13年政府は東御料地を農民たちに安く売ったり、無償で譲渡したりすることにし、地名を新たに「東神楽」と名付けます。
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神楽岡に天皇陛下の別荘が建つ予定だった!?
後に北海道庁初代長官となる岩村通俊は1885年(明治18年)に現在の旭川市から東神楽町にかけた地域を訪れ、「ここに東京、京都に次ぐ新しい都『北京』を作りたい」と政府に要望しますが認められませんでした。
続く北海道庁第2代長官の永山武四郎は「北京」は無理でも、せめて「離宮(天皇陛下の別荘)を作りたい」と、1888年(明治21年)政府に要望します。そして明治22年、正式に認められ、北海道庁は直ちに調査を開始し離宮予定地は忠別川と美瑛川の間に位置する場所(現旭川市神楽岡)に内定します。しかし、紆余曲折を経て、結局、離宮の建設は実現しませんでした。
現在、神楽岡にある上川神社の敷地内には、幻に終わった「上川離宮」を物語る碑が建っています。
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1896年(明治29年)に米作りが始まりましたが、冷害や水害の影響を受けることも多く、水田を畑に変える生産者も少なくありませんでした。
しかし、稲作への想いは強く、用水路造りに取り組み、1912年(明治45年)に用水路が完成すると以降急速に水田が増え、現在の米どころの基盤が築かれました。
東神楽町は「安心・安全」なお米作りに向けて、種子を農薬による消毒ではなく、温湯消毒を導入して減農薬に努めています。JA東神楽で最も作付け量の多い”ななつぼし”、近年話題の”ゆめぴりか”は、日本穀物検定協会主催「米の食味ランキング」で最高評価の「特A」を獲得しています。
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複合施設はなのわ
東神楽町出身の世界的建築家藤本壮介氏が基本設計しました。白は樹木や緑に映え、また時間や季節によって様々な表情に変化することから白にしたそうです。
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旭川市神楽岡から旭川空港にかけて伸びる丘陵は美瑛丘陵と同じ火砕流堆積物からなり、このような丘地形を「波状丘陵」と呼びます。
この地域の「波状丘陵」は、約275万年前の雨月沢火砕流堆積物と約170万年前の美瑛火砕流堆積物によって形成されました。地面が凍ったり溶けたり(凍結融解作用)を繰り返し、岩石が少しずつ細かくなることでこのようななだらかな地形が作られます。
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旭川空港から車で約10分の場所にあるゴルフ場。
2階のレストランでは、グリーン越しに雄大な大雪山連峰を眺めながら食事を楽しめます。
清々しい空気の中、朝7時30分から11時までは朝食メニューで、11時からはランチメニューを提供しています。食事のみの利用も可能です。
- 上川郡東神楽町東3線21号
- 不定休
- 0166-83-2011
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木製家具のメーカー。コンセプトは、「つくっているのは、心地です」。田んぼと森に囲まれ、四季折々の表情豊かな本社には工場とショールームを併設。2階の広いワンフロアは製品を一堂に見られるショールームとなっており、椅子やテーブルなどの家具に実際に触れて座って、匠工芸ならではの「心地」を体感いただけます。
自然素材の「木」の風合いをそのままに手作り感を残しながら丈夫さと使いやすさを心掛け、良質な道産木材で価格的にも品質的にも差別化できる、心に届く家具が作られています。
東神楽町は大雪山系と丘、川、田園、花がぎゅっと詰まった箱庭のようなまち。
「この自然環境が、私たちが目指すモノづくりにぴったり。
雄大な山並みを背景に、里山と田園風景が程よく調和した環境の下で一生懸命に良いものをつくります。
お気軽にお越しください。」と、会長の桑原さん。- 北海道上川郡東神楽町南1番通24番地
- [ショールーム] 10:00~17:00
- 不定休ホームページの新着情報に営業日の案内があります
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道北の玄関口・旭川空港から東へ向かい、東神楽町八千代地区に入ると、三差路のわきに全長約2メートルのホルスタインの銅像があります。
台座の上で牛が見つめる先には、酪農にかけた先人たちの歴史がありました。
この銅像は、1978年(昭和53年)に八千代地区の乳牛500頭達成を記念して建てられ、台座には建立した9人の名前と「牛乳のかおりで伸びゆく八千代」というスローガンが刻まれています。
隣に子牛の像もありましたが、1987年(昭和62年)4月にその姿が忽然と消えて「乳離れしたんだ」と冗談を言う人もいました。
現在、同地区の酪農家は現在2戸で牛は約200頭。
1体だけになったホルスタイン像は今も酪農に生きる人々の姿を見つめ続けています。 -
北海道の最高峰「旭岳」(2,291m)を中心とする大雪山は表大雪(白雲岳、トムラウシ山)、東大雪(石狩岳、ニペソツ山、ウペペサンケ山、然別湖)、北大雪(ニセイカウシュッペ山、武利岳)、十勝連峰(十勝岳、富良野岳)の4つの地域に 分けられ、北海道を代表する大河、石狩川と十勝川が流れ、これらを含む地域一帯が大雪山国立公園です。
東西約60km、南北約50km、面積約22万6千haを有し、神奈川県に匹敵する広さで、陸域では日本最大級の国立公園です。
一つの山の総称ではない大雪山は、約100万年前から火山活動が活発となり、現在、活動中の火山は旭岳、丸山、十勝岳の3つで、特に十勝岳は活発な活動を続けています。
山稜部の地形は全般的になだらかで雄大に広がり、日高山脈や本州の中部山岳地域のように急峻な山稜部の地形とは対照的です。 広大な面積を持つ山稜部には日本で最も広い高山帯が形成されています。また大雪山の高山帯には永久凍土があり、永久凍土地帯では地表面に多角形状、線状、階段状などの幾何学的な模様の構造土が見られます。
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東神楽の中心街から東へ約8キロメートルに位置する「ひがしかぐら森林公園」は、森林の緑と池を同時に楽しむことのできる体験型リゾートです。
公園の中心にある池は「かんがい用水」として水の温度調整に役立っています。
かんがい用水とは、河川や地下水、湖などから水を引き、農業物を育てるために田や畑へ人工的に給水をする水のことです。水温が低いと稲の成長を妨げていもち病にかかりやすくなります。
忠別川は水温が低く、さらに発電所の建設で流水の一部がトンネルで流れるようになったことから、かんがい用水の水温は一層低下してしまいました。そこで、忠別川流域の各まちの土功組合が協力して問題解決にあたります。
1942年(昭和17年)に水温上昇施設の遊水地を建設するため「東和土功組合」を設立、戦争の影響で8年かかりましたが、1949年(昭和25年)に6箇所の遊水地が完成しました。
(東神楽、東川上流、東川第一、東川第二、東旭川上、東旭川下)。これにより日光で温められた池の表面水が流域の農地に送られて稲が元気に育つようになり、丘陵地への給水も可能になって棚田の風景を楽しむことが出来るようになりました。
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イタリア製ジェラートマシーンで仕込むミルク・いちご・バニラ・チョコ・ペポナッツなど10種類以上のアイス・ジェラートのほか、期間限定のアイスなど様々なメニューがあります。
クローバーのアイスやジェラートは、フレッシュな風味が鼻を心地良く抜け、本来の甘みやクリーミーさが味わえると評判。朝一番に丁寧に絞られた新鮮さが、軽やかな口どけと濃厚さの同居した牛乳の生きた味わいに仕上げられています。
愛犬家に嬉しいドッグランも併設。
- 上川郡東神楽町東2線97
- 4月~11月水曜日/12月~3月不定休
- 0166-83-7570
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東旭川にあるレストランエスペリオの小さな支店「ミルクスタンドエスペリオ」。
旭川空港の2階にある店舗では、興部町にある「ノースプレインファーム」から直送されたフレッシュなおこっぺ有機牛乳、ソフトクリーム、醗酵バターをたっぷり使ったクロワッサンやクロワッサンサンド、本店レストラン「エスペリオ」で人気のハンバーグ(冷凍)やポタージュ(冷凍)などを販売しています。空港の利用予定がない方でも大雪山を眺めながらソフトクリームや牛乳をお楽しみいただくことができます。
ここだけの限定商品もございますので、旅立ちやお見送り、ご旅行などの思い出の一つとしておすすめです。- 上川郡東神楽町東2線16号98番地旭川空港2F出発ロビー左
- 7:55~20:00
- 0166-73-6608
【発行】 |
旭川観光コンベンション協会 |
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【監修】 |
あさひかわジオパークの会 発行/2025年3月 |