ラブレイン〜あらすじ
1秒、2秒、3秒…。
イナがユニに惚れるまでの時間はわずか3秒であった。清楚なユニの姿に心を奪われ、自分でも気がつかないうちにスケッチブックを取り出して彼女の姿を描く、美大生のイナ。スケッチが終わる前に突然消えてしまった彼女を追って行ったものの、うまく一言も言えないまま、彼女が落として行った日記帳を見て、キム・ユニという女性を知るようになる。
そして、雨が降るある日、偶然に再会したイナとユニ。小さな傘を一緒に差して歩いた二人の肩にはすでに愛の雨が降っていた。ところが、イナがユニに自分の思いを告白する前に、友人のドンウクがユニを好きであると知ってしまう。ドンウクはユニに対して積極的で、イナは結局一歩退くより仕方がなかった。しかし、自分の思いも捨てられないということがわかり…やっとのことでお互いに対する思いを確認するイナとユニ。愛を育み合うのも束の間…イナのことが好きだったヘジョンによりユニに関する良くないうわさが学校に広がり、ドンウクもイナとユニが互いに好意を寄せていることを知るようになる。
そのように愛に対する成長の痛みを体験していく四人であった。しかし、結局イナとユニは互いに対する思いを抱いたまま別れる。
そして、2012年の冬、北海道。
画報の撮影のために来た、天上天下唯我独尊のフォトグラファーであるソ・ジュンと母の初恋の人に会うために北海道に来ていた韓国留学生のハナは運命的な出会いをした…
70年代のアナログ的感受性で純粋な初恋に染まろうと思いながらも、運命のいたずらにより悲しくも別れなければならなかったイナとユニ。50歳を過ぎてから再び愛をゆっくりと温めていく中年の愛と、なんだかんだと喧嘩しながらもいつの間にか思いを寄せ合うようになったジュンとハナ。クールなようでありながらも、ホットな若者の初恋。
この二種類の愛が深まるほどに、四人の結びつきも絡まっていく…
彼らの愛の結び目は果たしてどのように解かれるのだろうか。
|